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うつ病だと統合失調症になる? [うつ病と統合失調症]

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うつ病や統合失調症に代表される「精神性疾患」と呼ばれる病気は、実は、まだあまり解明されていないというのが現実です。


もともとこれらの病気は、「精神病」という括りで、心の病とされてきました。

しかし、昨今、脳の仕組みが解明され、脳科学が発展することによって、これらの精神性疾患と呼ばれるものの多くは、脳内物質の不足などが原因であることがわかってきています。

うつ病と統合失調症はそもそも別の病気なのですが、どちらにも似たような症状が出るため、精神科医でさえ、その区別は難しいと言われています。

基本的に、うつ病の薬が良くきけばうつ病、そうでなければ統合失調症や神経症と判断されたり、ロールシャッハテストなどの心理学テストの結果によって判断したりというケースが多いようです。

ですから、当初はその症状から「うつ病」と診断されていたのが、様々なテストや薬物療法の結果によって、「統合失調症」と病名が改められるというケースは多々ありますが、うつ病だと統合失調症になるということはありません。

むしろ、その逆が多く報告されています。似た症状がある統合失調症とうつ病ですが、病気そのものは全く別のものです。

でも、統合失調症の症状が深刻化すると、それに伴って抑うつ状態が激しくなり、うつ病のような症状がさらに強くなることが報告されています。

現実的には、よく分からないものを全て統合失調症として処理してしまう精神科医も多く、統合失調症患者は人口の1%とも言われていますが、その実態はわかっていません。

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